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2005年11月15日

本『ダメな奴でも「たたいて」使え!』オススメですっ!(涙)

速読ができるようになった今、
電車で仕事にいく場合は、
どんなに忙しくても、1日1冊本が読めます。
 
先日、朝から新宿御苑で仕事があり、
午後は、東京駅から大阪に、
って日がありました。
最寄駅から新宿近辺まで、片道地下鉄30分、
新宿御苑から丸の内線で、片道10分っていう
スケジュールでした。
合計40分の間に、やはり1冊読めました。
 
困ること・・・というと、
本をたくさんもって電車に乗らなきゃなんないんで、
重い・・・
ってことです。。
 
本は大量に読めますが、
そうそう、このブログで
オススメの本を紹介しているわけではありません。
だって・・・
読んでみたら、
ご自分の10年以上前の成功体験が書かれている本があったり、
架空の想像や、人伝えに聞いたエピソードを
いかにもそれらしく書いて本も多いから・・・。
私としては、
そういう本を、ここで薦めたくはないのです!
 
このブログに来てくださっている方は、
成果第一主義の、
営業の現場でがんばる営業の方や、
マネージャーや、経営者の方々です。
 
えらそうですが、
私は、営業関係に関しては、「目利き」のつもりでいます。
ですから、営業や、 売上を上げるための本については
ウルサイです。
 
そんなウルサイ私のオススメの本が、
今日のこの1冊です。
この本のタイトルは強烈です。
一瞬、反感を買います。
 
でも、どんな著名人が、この本に
ひどい書評を書こうと、
私はこの本を推薦します!
 
裏話ですが・・・
著者の後藤芳徳さんは、
こんな ひどいタイトルにするつもりはなかったそうです。
「人材錬金術」、鉄は熱いうちに打て!
そんな感じのタイトルにしたかったのだ、と・・・
でも、
売れる本作りに熱心なフォレスト出版が、
「そんなんじゃ、ダメだぁ~!」といって、
このような、
あっと、驚く、目を引くタイトルにしたそうです・・
 
好奇心、売れ本への研究心で買った私でしたが、
後藤芳徳さんの、人材育成の考え方に、
強く共鳴したのでしたっ!!
 
 
実は、私・・・
NYにいたころ、彫金をやってました。。
 
日本語では、「彫金」って、言うのですけど、
英語では、「ジュエリー・メイキング」、っていいます。
 
で、私がしていたことといえば、
アトリエに朝からこもって、
左手にバーナー
右手にピンセット。
 
ぼーぼー火で、金属をあぶって、暖めては、
今度は、かなづちで、
か~ん、か~ん、と金属を丸い筒に打ち付けて・・・
 
で、俗に言う、「カルティエの3連リング」 みたいなヤツを
作ってたんです。。
 
(カルティエでは、600ドルくらいで、売ってますが、
自分で作ると60ドルくらいなんですよね・・・)
 
それは、ともかくとして!
連金術・・・
型に打ち付けて、まず、最初の型を作ってから
本人に成長したもらう、
っていう後藤芳徳さんの
理念に惚れたのですっ!!
 
最近の日本人の悪いくせといえば、
「まずは、自分たちで好きなようにさせてみようよ・・」 とかいって
上司が、部下のトレーニングをサボることです。
私も、かつて、
うまくいかない時代には、こういうことを言ってました。
そして、
その結果、
せっかく採用した部下を、死なしてました。(1999年初頭の話)
これは、あきらかに
形をかえた、上司の怠慢なのですっ!
 
最初は、まず良い型を、
カラダにしみこむまで教えてあげなければっ!!!
 
その後、組織の売上が伸びたときにおこなったことは、
まさに、錬金術でした。。
良い型を自分が作って、
それを覚えこんでもらう。
それができてから、応用してもらう。
その繰り返しでした。
 
この本の中では、後藤芳徳さんは、
こういう言葉で表現しています。
「アウトプットでしか、プログラミングは書き換わらないのですから。」
 
どういうことでしょうか?
 
インプットとは、
他人が、教えてくれたり、アドバイスしてくれたりすることです。
 
それに対して、アウトプットとは、
本人が、自らそれをやってみる、もしくは、
やらないまでも、自分の口で、それを言葉にしてみる、
ってことじゃないでしょうか?
 
意識が言葉を作る、
言葉が行動を作る、
そんな、公式を思い出しました。
 
後藤芳徳さんは、
微妙にテレやさんなのかも・・・
だって、ご自分のことを、そんなにもてはやすことはされてないですから。
 
でも、
本当に、いろんな人を採用して、育ててきた人にしか、
書けない本です、この本は!
 
世の中すべては、この本を批判しても、
私は、「ここに書いてあることこそ、真実!」
そう言いたい気分です。
 
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投稿者  : 22:53

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